2015年5月31日日曜日

ディープなジャマイカを体験!ラスタ村 / Rastafari Indigenous Village


モンテゴベイの中心地から車で15分、Montego River Gardensという川沿いにある小さな集落

ジャマイカ特有のある種"宗教"ともいえるラスタファリアンの人々のリアルな暮らしを体験できるスポットです。


ここは古くからラスタが根付いている村というよりも
ラスタの文化を広める目的で2008年に完成した観光スポット

観光客向けとはいっても実際に生活しているラスタの人々がいて、
普通の観光では味わえないディープなジャマイカを体験できます。

ジャマイカの小学生が社会科見学で来たり、日本のピースボートが文化交流で滞在したり、
幅広く受け入れているそうです。


ラスタ村ってどんなところ?-Part1-

ツアーの最初はここから。
麻袋を着たラスタマン、First Manがラスタの成り立ちや歴史についてお話しをしてくれました。
面白い話がたくさん聞けたので、ラスタについてはまたの機会に。




ココナッツウォーターをカラバシュの実、ジャマイカ版ひょうたんの器でいただきます。
味が濃くて今まで飲んだ中で一番おいしいココナッツウォーターでした!


次はドラム名人のNationalからラスタと音楽の話を聞きます。


「作り方は自然に分かったんだよ。生まれる前からドラムと深く結びついているんだ」

Nationalは生まれる前、母親が音楽を聴くたびお腹の中でドラムを叩いていたそうです。
そして誰から教わるわけでもなく自然にドラムを作り始めたという不思議なパワーの持ち主!

ラスタ村の場所を決める際も
Nationalが土地からのパワーを感じ取り決めたとか。スピリチュアルですな。



ツアーの前半を案内してくれたFirst Man、私の任地出身のラスタマンです。
「お芋の入ってた麻袋を着てるんだよ!」


つづく!

2015年5月29日金曜日

Labour Dayランチ

Labour Dayの力仕事は男性チームにお任せして、女性チームは青空クッキング!

 
そこらへんにある岩と木で簡易オーブンの完成!

まな板は岩+ビニール袋で。
骨付き肉をぶった切ります!!!

途中豪雨が降りましたが
壁になる木材をお借りしてランチを守りました。

ダンプリング(小麦粉と水で出来たお団子)担当!
ダンプリングマスターに「あんた下手ね」と罵られながら。

完成!手前がメインのカリーチキン
主食は茹でバナナ、ヤムイモ、ダンプリングです。

Theジャマ飯
炭水化物祭りだけど最強に美味しい!!

2015年5月27日水曜日

Coin

久しぶりに日本のお金をみたら、この人たちがユニークすぎて笑えました。穴あいてる!!



まぁジャマイカのこいつも十分ヒラヒラしてるけど、いまはこっちが見慣れてる。



そういえば
子供たちに「日本のコイン見せて!」と言われたことが何度かあるので、これから持ち歩いてみようかな。

2015年5月26日火曜日

Labour Day / レイバーディ

5月23日はLabour Day、労働の日です。

日本では"勤労感謝の日"として休むことを疑いませんでしたが、
ジャマイカのLabour Dayは"みんなで労働する日"
祝日ですがジャマイカ全土でたくさんの活動が行われました。


今年のLabour Dayは土曜日に重なってしまったため、振替で5月25日に。


私の配属先では、コミュニティの活動をお手伝い!
Watt Townという山奥のエリアで小さな家を建てる活動に参加しました。
(去年の活動はこちら


ここには、学校の小脇に1人の貧しい男性が住んでいます。
彼は片足を失い働くことも出来ず、家もありません。


正確には住む場所はあるのですが、ビニールシートで覆っただけの簡易テントです。

まさか人が住んでいるとは思えず、とてもショックな現状

写真の許可は頂いていますが、念のため。
 
最近は体調も悪いようで、なかなか声の出ない姿に胸が痛くなりました。
 
 
彼は長い間この場所に住んでいるのですが、
このコミュニティの住民達も長い間心を痛めていて
 
彼のために何かできないか何度も話し合い
 
地域出身の議員や私のカウンターパートの個人的寄付をもってようやく家を建てる目途がたちました。
 
そこで今回のLabour Dayに合わせて建設が始まったのです!
 
 
基礎は事前に作り、当日は枠組みから始まりました

大工さん、結構適当に見えて大活躍!

ハシゴなんて使わないからずーっとこんな体制で

ブラブラとぶら下がってました

途中で大雨のため雨宿り...
Labour Dayはいつも雨に降られるとか


当日はここまで!続きは来週に持ち越しです。
 

トイレの穴はここまで!これも次回持ち越し。

初めに基礎を見た時は

「こんな狭くてちゃっちい家なの!?!?」

と正直かなり驚きましたが

実際に彼の住んでいる所を見たらショックでたまりませんでした。

狭くともきちんと固められたコンクリートの上で、壁と屋根があることがどれだけ幸せか。
初めに驚いた自分が恥ずかしくなりました


彼はとても幸運で素晴らしい隣人に恵まれたために家を持つことができそうですが、
私の任地はジャマイカで一番の貧困教区
まだまだたくさんの人が住環境に苦労しているはずです。


何とかできないかなぁ。

2015年5月24日日曜日

たまにはポジティブに...

先日JICAの関係でジャーナリストのインタビューを受けました。

何を話すか考えず臨んだのですが、気が付いたらあっという間に1時間程しゃべくっていた模様。ジャーナリストの方との会話からたくさんの気づきがあったので考察してみました。


活動上手く行っている疑惑!?
インタビューのメインは活動内容でした。
「今どんなことやっていますか?」「これからやりたいことは?」

これに対する回答が絞れなくて、「もう1つ話しても良い??」を何度も口にしました。

胸を張って「私がこれやってます!」と言えることは少ないと思っていたし、
配属当初から活動は上手く行っていないし、未だに暇な時間の方が多いし。
ゴールみえないし。


だけど話しているうちに、アレ?案外色々やってるじゃん!とも思ってしまった。
(でた、自分に甘い)

活動を通して町が変わったこと、動員した人数、自分からコンタクトした団体。
少なからず誇れる部分はあるなぁ、と。
うじうじしながらも自力で頑張れた部分はあるなぁ、と。


活動が上手く行かないのは自分の力不足だと思っているので全く安心は出来ませんが、
それでも進んでる方向は間違っていないのかもなぁ、と少しだけ自信につながりました。

それに、以前は上手く行かないのを環境のせいにしか出来ませんでしたが
最近は自分の力不足だと思える気持ちの余裕が出てきたのもちょっと成長したかな。

良いこと!



英語伸びてる疑惑!?
これはずーーーーっと言い続けているのですが、
ジャマイカに来て語学力が全く伸びていないと思っていたんです。本当に。

ノマドなのでオフィスがなく、家で1人レポートをまとめていたら丸一日誰とも話さずおわることもしばしば。しかも2日連続とかで。
オフィスに出勤して同僚と会話できる環境がうらやましい、、とか隣の芝生を青く見まくっていて。


その代わり個人的に勉強したり、マーケットやビーチに行ったり、道端でお喋りしてみたり、
住民と話す機会を増やすようにしてはいるものの圧倒的に話す機会は少なくて。

思っている事の3割くらいしか言えないもどかしい感覚がずーーっとありました。


でも、 気づいたら1時間喋っていたって、自分的には超絶快挙。
ジャーナリストの彼女にも、英語どこで勉強したの?と褒めてもらえた。


準備しないで喋る練習してたのが少しづつ実を結んでるのかな?と
これまたちょっとだけ、本当にちょっとだけ自信につながりました。


英語に関してはまだまだで
本当~~に喋れないと思ってて

でも周りからは理想が高すぎると散々言われているので、、

たまには自分を認めてあげようかな、と!良いこと!



超ポジティブな初代Bob像、いつも元気をくれます


青年海外協力隊では活動のノルマもないし、活動が評価されることもありません。

一見自由度が高く何でもできそうですが
だからこそ自分に厳しく志を高く持ち続けていないと良い活動も出来ない、と私は思っています。


うじうじ悩んだり落ち込むことも協力隊の醍醐味だと思っていますが
でもそれと同時に、自分を認めて少しずつ自信を付けることで見える道もあるなぁ、と。


ヒトから評価されないので自信をなくしがちな協力隊生活
良い評価でも悪い評価でもフィードバックをもらうことでモチベーションにつながるし
第三者に活動を話す機会って大切だな、と改めて感じました。






2015年5月23日土曜日

ジャマイカ流 結婚パーティー

少し前になりますが、休日のアルバイトで結婚パーティーのお手伝いをしてきました。


あ!もちろん無給です!!!
"ボランティアには、受入国滞在中、経済的な利益や見返りを求めず、自ら進んで開発途上国の国造りに力量を注いでいくことが期待されています"(JICAボランティア・ハンドブック)
とのことで、任期中の副業は禁止!
ボランティアの性質から利潤を得ることがふさわしくない、というのはもっともです。



アルバイトと言いましたが
ジャマイカ文化を知ることや現地の方との交流、語学力アップのために個人的にお友達のお手伝いをさせていただいたいるものです。
休日をダラダラ過ごすより有意義でしょう!



この日は海沿いにあるホテルでのパーティー。


セレモニーは夕方から、海の見える中庭で行われました。


西日がきついので、新郎新婦の手作りうちわが大活躍!
2人の写真をラベルにしたミネラルウォーターも配られ、日本の二次会みたい。

 
 
セレモニーの後はテントの中でパーティー!
 
ビビッドなテーブルウェアが超かわいい
新郎新婦&ブライズメイドのドレスとお揃いの色なんです。
 
グラスは使い捨てのプラスチック製。
海風が強くて何度倒れたことか...
日本のような高級感はないけれど、ラフでカジュアルなスタイルがジャマイカらしい!
 


パーティーは日が沈んでから。
テントの真横に設置されたDJブースから爆音が鳴り響きます。


新郎新婦が入場したあとはダンスタイム
まずは新郎新婦が、その次に新郎とお母さん、最後に花嫁とお母さんのダンスを見守ります、野次りながら。

"ファーストダンス"というそうですが、このダンスタイムがジャマイカらしかった~


ダンスが終るとシャンパンで乾杯!
(のはずが注ぐのが間に合わずに空のグラスで乾杯!笑)


そして肝心のお食事は、ケータリング形式。
参列者がお皿を持って取りに行くため、かなーーーり時間掛かりました。


途中スピーチとケーキ入刀がありましたが、手持無沙汰の方も多くて、心苦しかった。。



そして最後にブーケトスでパーティー終了!
その後は流れ解散でしたが、みんなずーーっと踊り続けていました。



ジャマイカ流の結婚パーティ、
進行もゆるゆるで時間を気にせずゆる~くやっている感がジャマイカっぽいですが、
堅苦しくないカジュアルなスタイルと、自然に囲まれたビーチサイドでのパーティーが素敵でした。

明確には教えてもらえませんでしたが、日本に比べるとかなり格安!というか日本が高すぎるのかな??
一味変わった海外ウェディングにオススメです!

2015年5月16日土曜日

Jamaica×Italian=Evita's!!


オーチョリオスにあるイタリアンレストラン、Evita's(エビータ)
イタリアのベニスから来たオーナーさんが経営する本格イタリアンです。



オーチョリオスの町と海を一望できる小高い丘にあり、テラス席では風が心地良い!


メニューはジャマイカ風にアレンジされたものもあり、"Jam-Italian" パスタがお店のオススメ


One Love Linguine
ジャマイカの野菜カラルーを使ったアルフレッドソースのパスタ

No Problem Spaghetti
鶏肉とカラルーのトマトソース

地元に慣れた方であれば徒歩でも行けます
タージマハール・プラザの裏手から坂道を10分ほど上ると到着!

坂道の入口で現地の人がエスコートと言いつつチップ目当てに付いてくることがあるので
要注意!案内が不要な場合はハッキリ断りましょう。

2015年5月15日金曜日

コミュニティでのワークショップ

 
コミュニティ住民との会議にて、簡単なワークショップを行いました。
 
 

環境教育隊員にはおなじみの教材を用いて
川や水の汚染に関する参加型アクティビティを行った


環境教育という職種は、学校を巡回して授業やワークショップを行う要請も多くありますが、
私の要請はプロジェクト立ち上げに近いものが求められており今まで授業を行ったのはたったの数回。
同じ任地に学校巡回をする環境教育隊員がいることもあって積極的に行うつもりはありませんでした。
 
 
しかし2年目に入りプロジェクトの方向性も見えてきたことから空き時間はアウトリーチ活動も行っていこうかと。


しょうがない、やるか、、、


と重すぎる腰をあげたところです(笑)

みんな真剣に話しを聞いてくれた


近くに大きな川がないコミュニティだったので、導入部分とスクリプトに工夫が必要でしたが
アドリブたっぷりでなんとか乗り切れました!楽しかった!

2015年5月13日水曜日

Bamboo Avenue

ブラックリバーとサンタクルーズの間に位置するバンブー・アベニュー。
道の両端に生える竹が見事なアーチを作っていて、超癒しスポット!

Bamboo Avenue,バンブーアベニュー,

このバンブー・アベニューの両脇はサトウキビ畑になっていますが、
過去にこのサトウキビ畑で働く奴隷が日陰を作るために竹を植えたそう。

実は歴史スポット!

2015年5月12日火曜日

ワニとマングローブの不思議な川、ブラックリバー


ジャマイカの南海岸に位置する小さな港町、ブラックリバー

町の名前でもあるブラックリバーは、北部から70kmほど続く有名な川です。

名前の通り、川面は真っ黒!
水の透明度は高いのですが、川底の土が真っ黒のため水が黒くみえるそう。

 
 
 
このブラックリバーにはたくさんの植物が生い茂り、鳥やクロコダイルなど多数の動物が生息しています。なんと、クロコダイルは300頭も棲んでいるとか!
 
 
サファリツアーはこの船でゆっくり川を上っていきます

 
クロコダイルがこんな間近で!
 
一面のマングローブ林

クロコダイルもすごかったですが、何より川面に写るマングローブがハッとするほど素晴らしく、息を飲む景色に心が洗われました。
ジャマイカにこんな素敵な自然があるとは!ジャマイカらしくない?自然が超おすすめ!
 

 

2015年5月11日月曜日

St.Annで大注目!ジャークピーナッツ

St.Annの山奥にあるLimeTreeGardenというコミュニティ
そこにひっそりとある小さな工場で作られているのがこれ、ジャークピーナッツ
 
先日のLEDプログラム オープニングセレモニーにも出展し好評でした。 
 
Jerk peanuts, ジャークピーナッツ, Lime Tree Garden,
ジャークとシナモンのフレーバー
小さいサイズは50JA(≒50円)
 
大きいサイズは250JA(≒250円)
ちょっと割高なのはほぼパッケージ代だな~

ジャマイカの有名料理ジャークチキンで使われているジャークシーズニングをピーナッツにまぶしただけの簡単なものですが、今までありそうでなかったのがウケています。
紹介するたびにみんな興味津々!


山奥にポツンとある小さな工場で、おばちゃん達が手作業でつくっています。


今はあまり量が作れていないので手軽には買えません。残念。

もう少し規模を拡大して販売ルート作れたら良いなと個人的にずーっと気になっているけど、コミュニティ開発隊員の範疇なので静観中!

2015年5月10日日曜日

LEDプログラム オープニングセレモニー

首相も参加したLEDプログラムのオープニングセレモニー (首相現る!
当日の様子を抜粋して紹介します。

 
ジャマイカ全土からコミュニティグループや団体が集まり、
製品販売や活動紹介が行われました
 
St.Mary教区委員会で行われているペットボトルリサイクルの展示
JICAボランティアも入って活動しています。
彼女は上手く行っていないと言っていますが、すごく機能している印象でした!
同じ配属先として、ウチでは回せないなぁ、、と実感してしまいました。。

養蜂団体
個人的にいま養蜂がHOTなので、大注目の展示でした

こちらもJICAボランティアが入っているSt.Ann4HClubの展示
同じ任地の可愛いボランティアが作ったリサイクルクラフトが
たくさん置かれていました。頑張ってんなぁ!

カカオドリンク
手作り感が満載すぎて、トライするのをためらいました
パッケージにもっと工夫が必要かな?

南海岸にあるTreasureBeachの女性団体
ジャマイカらしからぬ色使いがとても可愛かったです!
ジャマイカのお土産はどこに行っても国旗(黒&緑&黄色)かラスタカラー(赤&黄色&緑)
ばかりなので、カリブ海らしいマドラスチェックや落ち着いた色味が新鮮でした。
 
最後は我が任地St.Annで大注目の商品、ジャークピーナッツ
ジャークシーズニングをまぶしたピーナッツというシンプルな製品ですが、ありそうでなかった珍しさもあり大好評でした。