日本では"勤労感謝の日"として休むことを疑いませんでしたが、
ジャマイカのLabour Dayは"みんなで労働する日"
祝日ですがジャマイカ全土でたくさんの活動が行われました。
今年のLabour Dayは土曜日に重なってしまったため、振替で5月25日に。
私の配属先では、コミュニティの活動をお手伝い!
Watt Townという山奥のエリアで小さな家を建てる活動に参加しました。
(去年の活動はこちら)
ここには、学校の小脇に1人の貧しい男性が住んでいます。
彼は片足を失い働くことも出来ず、家もありません。
正確には住む場所はあるのですが、ビニールシートで覆っただけの簡易テントです。
まさか人が住んでいるとは思えず、とてもショックな現状 |
写真の許可は頂いていますが、念のため。 |
最近は体調も悪いようで、なかなか声の出ない姿に胸が痛くなりました。
彼は長い間この場所に住んでいるのですが、
このコミュニティの住民達も長い間心を痛めていて
彼のために何かできないか何度も話し合い
地域出身の議員や私のカウンターパートの個人的寄付をもってようやく家を建てる目途がたちました。
そこで今回のLabour Dayに合わせて建設が始まったのです!
基礎は事前に作り、当日は枠組みから始まりました |
大工さん、結構適当に見えて大活躍! |
ハシゴなんて使わないからずーっとこんな体制で |
ブラブラとぶら下がってました |
途中で大雨のため雨宿り... Labour Dayはいつも雨に降られるとか |
当日はここまで!続きは来週に持ち越しです。 |
トイレの穴はここまで!これも次回持ち越し。 |
初めに基礎を見た時は
「こんな狭くてちゃっちい家なの!?!?」
と正直かなり驚きましたが
実際に彼の住んでいる所を見たらショックでたまりませんでした。
狭くともきちんと固められたコンクリートの上で、壁と屋根があることがどれだけ幸せか。
初めに驚いた自分が恥ずかしくなりました。
彼はとても幸運で素晴らしい隣人に恵まれたために家を持つことができそうですが、
私の任地はジャマイカで一番の貧困教区
まだまだたくさんの人が住環境に苦労しているはずです。
何とかできないかなぁ。
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