2015年6月13日土曜日

任期短縮

青年海外協力隊の任期は通常2年ですが、任期を終えずに帰国する派遣期間の短縮制度があります。
隊員の間では「任期短縮」や「任短(にんたん)」と呼ばれ、任短する隊員は想像より多い印象。

理由は様々で
任地や日本の状況の変化、家庭の事情、健康の問題、進路の心変わり、
それから素行不良でJICAから強制帰国させられるケースもあります。


現地に来てみると自分を見つめ直す機会も多いし、精神的にキツイ場面も多い。
栄養状態や伝染病の問題、心身的な疲れも出やすい。

20歳~40歳という年は、親や祖父母の体調も変わりやすい時期。


2年の任期って、短いようで結構長いんです。


同僚ボランティアの帰国

私の配属先にはコミュニティ開発のJICAボランティアがおり、昨年8月より一緒に働いていました。(new volunteer

活動内容自体は別々ですが、小さな団体なので行動を共にすることも多く
週に1回程は顔を合わせるため一番身近なボランティアです。

いつも私のグチを優しく聞いてくれたお兄さんでしたが、諸事情で任期短縮をすることに。

プロジェクトが動き始めた時の帰国になるので残念な気持ちもあるでしょうが、
同時に1から自分でプロジェクトを進められた自信や達成感もあったのかなと思います。
何より任期短縮を決めるのは勇気がいることですが、決断できたことはすごいこと。
Wさん、本当に本当にお世話になりました!


そんな彼への感謝の気持ちを込め、配属先で送別会を行いました。

"ささやかな"と言っていましたが、さすがジャマイカ。DJも呼んで、ちゃんとしたパーティーに!

彼のためにバスをチャーターし、コミュニティの住民達も駆けつけてくれました。
コミュニティ開発隊員として良い関係を構築できた証ですね。すごい!


「日本語でラップしろ!」とか「この曲踊れ!」とか恐怖の無茶ブリもたくさん受け止めて尊敬。
任地の誰からも愛された彼なので、とっても温かい送別会でした。



私が帰るときも送別会やってくれるかな。。
カウンターパートも変わるし、こんなにコミュニティの住民来てくれないだろうし、無茶ブリ恐怖だし
彼の愛されっぷりにハードル上がるばかり。

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