2015年12月12日土曜日

呪われた館Rose Hall Great House

 
ジャマイカ版ホーンテッドマンション、Rose Hall Great House(ローズホール グレートハウス)
 
モンテゴベイから15分ほど、小高いプランテーション(大農園)の敷地に残る豪邸ですが、この邸宅はホワイト・ウィッチと呼ばれる幽霊の伝説が有名です。
 
 

 
 
1770年代に開拓されたこの農園には当時数百人もの奴隷が働いていました。
室内には奴隷の名残がたくさん残っており、地下牢や手錠なども展示されています。
 

19世紀初頭にアイルランドから嫁いできたアニー・パーマー、通称ホワイト・ウィッチは、この小さなバルコニーから奴隷が拷問を受ける姿を見て楽しんでいたとか。
 
彼女の"娯楽のため"に拷問をしていたそう。


 
 
 
この絵画に描かれている赤いドレスの女性がアニーではないかと言われています。
 
この絵、不思議なことにどの角度から見てもアニーだけがこちらを見ている、というもの。
確かにどの位置から見ても目が合うのでちょっぴり不気味。

 
 

アニーの何が伝説かと言うと、この女性、史上まれに見るほどの愛欲にまみれた殺人鬼だったということ。

嫁いで3年目には最初の夫を毒殺し、その後2番目、3番目の夫も彼女の犠牲となり、さらに愛人であった奴隷たちも次々に殺されたそう。


彼女はブードゥー教の黒魔術を使うことで知られていたそうですが、殺害方法は毒殺や刃物だったそう。
"呪い殺した"というよりも実話としての信ぴょう性が高いですが、殺害を確実なものにするため、殺めた後に熱したオイルをかけたりもしたというまさに鬼畜。説明を聞きながら3人の夫が殺された部屋をそれぞれ見て回るので、ゾッとしました。



最終的にアニーは奴隷たちにより殺されましたが、今でも午後6時になると中庭のお墓から幽霊となって現れるそうです。


ほんとかよ!と思いつつも、何だか信じてしまいそうな雰囲気の大豪邸でした。

ナイトツアーも開催しているそうですが、絶対行きたくないです(笑)

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