2015年2月17日火曜日

どん底シーズン

前回の投稿から3週間も空いてしまいました。


“順調すぎて怖いほどです”


その通り。そんな順調に行く訳ないんです。
分かってはいたものの精神的にかなーりダメージを受け、どん底まっただ中でした。
こっちに来てから何回落ち込んでるんだか分かりませんが、しんどいものはしょうがない!
これも協力隊の醍醐味かもしれません。


何がキツイかって、人間関係のゴチャゴチャに巻き込まれたこと。


赴任から10か月が経ち、組織のこと、人間関係、たくさんのことが見えるようになってきました。
そうすると嫌~な部分も見えてきちゃう訳で。
悪口、陰口、妬み嫉み。政治的な対立や裏工作。足の引っ張り合い。
ともかくマイナスな事がたくさん起こり、活動への弊害が出まくり。

ジャマイカ人は何事にも情熱的なのですが、公私問わず感情的になってしまう面も。
良くも悪くもエネルギッシュです。



「私はジャマイカ人だ!お前は違う!」


一番ショックだった言葉。


「配属された時にはゴミ箱もなかったのに、今はコンテナが設置された!少しづつ良くなっていると思う!」と言ったことに対し、「ゴミ箱は昔からずーっとあった!」そして上記の言葉。


もう反論する意欲すらなくなりました。
だってゴミ箱がなかったことは事実だから。
(あぁ。大人げない投稿ですがお許しを。。)

2014年5月/マーケットの前にはゴミ箱すらありませんでした

2014年8月/コンテナが設置されました。

コンテナが設置されてからも課題はたくさん残っていて、ゴミが洪水していることも多々あります。
だけど作業効率が向上したのも事実。

ゴミの大洪水。箒とチリトリを使うので、回収には1時間以上かかりますが
以前よりは効率化出来ています。


“ジャマイカ人だから私が正しい”


何て返せば良かったのか、まだ答えは出ていません。


私がよそ者であることは間違いないけど、街を良くしたいという気持ちは彼女と同じくらいだと思っています。
よそ者にしか見えない視点もたくさんあるはず。


ともかく独りよがりな援助にならないよう、もっともっと住民との対話が必要だと感じました。



ちなみに彼女、普段はとっっても良い人。
これからも一緒に活動したいと思っています!
批判しているつもりはなく、私の個人的な思いを書いたまでですのでご承知おきください。

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