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ジャマイカ系ドイツ人のダスティン・ブラウン選手
父親がジャマイカ人、母親がドイツ人のブラウニー、現在はドイツの選手として活躍しています。
ウィンブルドンでナダルに勝利したり、錦織と対戦したり、去年からジワジワと有名になりつつあるテニスプレイヤーですが、何よりもまず目を引くのがその風貌。見事なドレッドロックスなんです!
彼はドイツで生まれ育ちますが11歳の頃に両親とともにジャマイカに移り住み、その頃から髪を伸ばし続けているそう。1996年からなので、もう20年!ベテラン!
パッと見はラスタかと思いましたが、ヒゲはお手入れしてるしラスタマンじゃないのかな~。
https://foreverblackeffusion.wordpress.com/2013/06/ |
最近話題なのがこちらの動画
絶対返せないリターンエースや神業背面ボレーが"リアルテニスの王子様"だと!
プレーもですが、躍動感あるドレッドがかっこいい!!
ジャマイカテニス事情
ダスティン・ブラウン選手がドイツからジャマイカに移り住んだのは、テニスに掛かる費用が安くすむからだったとか。
でもこれ私からすると信じらんない決断です。ジャマイカ、まともなテニス設備少ないのに!!
頭角を現し始めている小学生。そのままドイツでプレーした方が良かったんじゃ・・?
しかも当時のドイツはグラフが活躍してテニス盛り上がってたんじゃないかな。
ジャマイカのメジャースポーツといえば陸上、サッカー、そしてクリケット。
クリケットは紳士のスポーツなので別として、基本道具がいらずお金のかからないスポーツが栄えています。
テニスを出来る余裕のあるジャマイカ人は少なく、お金持ちのスポーツといった印象が強いです。
実際にテニスコートが整備されているのはリゾートホテル、高級アパート、大学やカレッジの校内など。キングストンやモンテゴベイなど大都市にはテニスクラブもありますが、私の任地のような田舎には縁遠いスポーツです。
首都の高級アパートにある住民専用のテニスコート |
こちらも首都キングストンのテニスアカデミー |
モンテゴベイの有料施設。コート、ボールともに質は最悪。 |
ブラウン選手はモンテゴベイの公共テニスコートでプレーしていましたが、
やはりメンテナンスされていないコートと質の低いベッコベコのボールで練習していたそう。
ブヨブヨのガットでベコベコのボールを打つなんて!想像しただけでストレスフル!!
それでも弘法筆を選ばず、メキメキと成長していったそうです。
残念ながら彼が20歳になる頃、ジャマイカではテニス協会から十分なサポートを得られないという理由で拠点をドイツに戻しました。うーん、テニス協会もっと頑張って!
ちなみにこちらのジャマイカテニス協会。
青年海外協力隊の秋募集でテニスボランティアの要請が出ていましたが、決まったのかな。
2015年度 秋 募集ボランティア要望調査票
ブラウン選手は「ジャマイカで人生の厳しい側面を見た」、「ジャマイカでの経験なくては今の位置にいなかっただろう」、とコメントしています。これは嬉しい!
更なる活躍に期待です!!
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