2015年11月30日月曜日

環境教育絵本の寄贈


技術情報支援制度で取り寄せた環境教育絵本「海と空の約束」を、任地の2団体に寄贈しました。


元々この制度は任国で入手できない文献や資料を日本から取り寄せるためのものですが、著者の西谷さんと直接やり取りをする中で少し多めに本を提供いただき、任地の団体にも寄付して欲しいとのお話しをいただきました。(海と空の約束プロジェクトについてはこちらの記事へ。)


そこで絵本をジャマイカの環境教育隊員に活用してもらうだけでなく、任地の団体にも少しづつ寄贈しているところです!


Disccovery Bay Marine Lab

おなじみ、地元の海洋研究所。



仲良しのダイバー、ダニエル
 

ここは研究だけでなくアウトリーチにも力を入れていて、毎年夏のサマーキャンプにはたくさんの子どもが参加しています。低学年の子どもから受入れているので、きっと絵本も活用してくれるはず!

さらにマネージャーが他の寄贈先を提案してくれ、これから一緒に回ってくれる予定です!
ほんと仕事は素晴らしいマネージャー。。



Browns Town Branch Library

その名の通り、任地の図書館です。

 
 
教区首都の大きな図書館に寄贈するか迷ったのですが、
いつもお世話になってるジャッキーがいるので任地ブラウンズタウンの支所にしました。
 
 
 
この図書館では展示パネルを作ったりコンペを開いたり、学生の教育も頑張っています。
毎日放課後にたくさんの生徒が来るので、読んでもらえたら嬉しいです!


2015年11月28日土曜日

Minard Show

 
先日任地ブラウンズタウンで行われた大きな家畜イベント、Minard Show
 



酪農や養蜂の活動をしているのでワクワクで行きましたが、展示はかなり少な目。


アクアカルチャーやコンポスト、家畜(牛)の展示はあり勉強になりましたが、
どれも小学生向けが多く、質問しても手応えなかった。。




しかしイベントとしては大盛況!

ブタの丸焼きや移動遊園地も出ていて、子供たちは楽しそうに走り回ってました。
ファンドレイジングとしては成功かな?

 

2015年11月27日金曜日

続・フォローアップ協力


以前、廃棄物処理を行うNSWMAとのフォローアップ協力プロジェクトについて紹介しましたが、彼女たちが任地の学校で授業をするとのことで一緒に訪問してきました。


場所はAlexandriaから20分程の山奥にあるHiggins Land Primary and Junior High School


全校生徒201名、山中にある割にかなりしっかりした大きな学校です!


この日は1回目の訪問なので、簡単なセッションで終わり。
コンポストって何?なんでゴミの分別が必要なの?とクイズを交えながら行ってくれました。
あっさりしすぎな気もしますが次回に期待かな。
 
 


実はこの学校、環境活動にも力を入れていて、たくさん賞をもらっている優秀なところ。


生徒が2列に並んで静かに移動する学校、初めてみました!
校長先生もやる気があるし、期待大。


2015年11月26日木曜日

ジャマイカの音楽史


ジャマイカを語る上で欠かせないのがレゲエ。

秋田県程の小さな島国で生まれた音楽が世界に広がったって、かなりすごいことですよね?ジャマイカは文化が濃ゆいのです!

http://bibliolore.org/2015/02/06/bob-marleys-oeuvre/


ジャマイカの音楽文化はアフリカ音楽、アメリカ音楽(R&B、ソウル)、カリブ音楽(カリプソ、ソカ)などの要素が融合したものと言われています。1950年代~1990年代までの40年間で大きな変化を遂げ、現在のスタイルが確立されてきました。

今回はジャマイカの音楽史をダイジェスト紹介したいと思います。


Mento

まずはメントから。
1950年代頃まで労働者階級を中心に流行り、スカやレゲエに大きな影響を与えた音楽です。

メントの特徴はアコースティックの楽器。ギターやバンジョー、ハンドドラム、ルンバボックスなどを使います。

ルンバボックス(Rhumba Box)はこんな感じで、箱の上に座って鍵盤をはじく低音楽器。かっちょいい。
http://www.mentomusic.com/images/lord_tanamo.jpg

英語の先生によれば、最も成功したメントのアーティストはLord FleaとCount Lasherの2人が有名だそう。でも一番聞き覚えがあるのはこの曲?野茂英雄を思い出す曲。

Day-O (The Banana Boat Song)/Harry Belafonte




SKA

続いてスカ。
ジャマイカ上流階級で流行していたジャズをもとに生まれ、1960年代初め頃に流行しました。
1962年に独立したジャマイカ、アップテンポで陽気なスカが時代にマッチしたそうです。


なんといっても有名なのはMore MillieのMy Boy Lollipopでしょう!
1964年に英米ヒットチャート2位を記録し、スカの代表作ともなりました。


いまでもよく流れますし、学校でこれが流れると子供たちが一斉に踊り出します。みんな音楽に反応するのが早いはやい!
小学校の時に踊ったジンギスカン思い出すなぁ。



Rocksteady

独立後のお祭りムードに疲れた人々はスローテンポを求めるようになり、時代はロックステディへと移り変わります。1966年~68年という短い流行ですが、レゲエの誕生につながる飛躍的な2年となりました。

なかでもDesmond Dekkerの007(Shanty Town)は国際的なヒット曲となり、ロックステディというジャンルを世界に広めるきっかけとなったそうです。


Reggae

1960年代後半頃からラスタファリ運動が活発になるとともに、時代はラスタの思想やメッセージを伝える手段としての音楽、すなわちレゲエへと変わっていきました。この辺りはこちらの記事にもまとめてます。

レゲエといえばレジェント、Bob Marley


Peter ToshやBurning Spearもレゲエ創世記には欠かせない存在です。



Dancehall

1970年代後半からはダンスホールが注目され始め、1981年にボブ・マーリーが亡くなってからはレゲエに代わり流行の中心となりました。
転調の少ない電子ドラムの速いリディムに乗せて歌うのがダンスホールですが、はっきりと定義できる概念はないそう。暴力的だったりセクシーな表現が多いのも特徴です。




1990年代にはBennie ManとBouty Killerがダンスホールをリードする一方で激しい対立関係にもあり、ファン同士の殺傷事件に発展したそう。ひぇー

個人的にダンスホールのアーティストは暴力的なイメージ強くて怖い。見た目も。
獄中からリリースしてる人も多いんです。


スーパースターVybz Kartelも終身刑
http://www.theguardian.com/music/2014/apr/04/reggae-star-vybz-kartel-life-prison-murder


怖い。

でも結構良いのも多い。



でもやっぱ怖い!!



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ざっとジャマイカの音楽史を紹介してみましたがどうでしょうか。

基本的に1年半前の語学訓練で学んだことをアウトプットしているので、知識が薄いのはご容赦ください!!

2015年11月25日水曜日

靴の修理

 
最近立て続けに靴やサンダルが壊れる。
 
 
日本にいたらとっくに新しいの買ってるんだろうけど、直したら使えるので買う気にもなれず。
壊れた靴を修理に持って行ってみました。
 
 
急ぎでやってー!


とお願いし30分後。
きっと終わってないだろうなぁ、、と思ったら!ちゃんと直してくれてた!
 
 


思った以上に豪快に縫ってくれました。


これでJ$1200(=1200円)、、高くない??新しい靴買えちゃいそう!



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Brown's Town Market 2F
平日のみ営業

2015年11月23日月曜日

Martha Brae Riverいかだ下り

http://www.sandalslifestyle.com/uncategorized/bambooriverraft.html
 
 
ファルマスの街に流れるマーサ・ブレア川
 
街から10分程の上流ではいかだに乗ってゆっくりとした川下りが体験できます。
モンテゴベイからアクセスが良いこともあり、ジャマイカ観光のハイライトにもなっているそう。

 


 
3マイル(約5キロ弱)のコースを30分程かけて下ります。
ラスタとまったりお喋りしながら、癒しのひと時。
 
自然好きの方には結構オススメ!

 


ファルマスの街からルートタクシーで行く場合は、奥のTotalからMartha Brae行きのタクシーをつかまえます。上流にある川下りの入口までは交渉して連れて行ってもらいましょう!

2015年11月22日日曜日

貧しい地域で建設中

 
5月のLabour day(労働の日)に、山奥に住む貧しい男性のためにコミュニティ住民たちと一緒に彼の家を建てていました。(詳しくはこちら
 
 
当日は写真のように枠組みまで作り持ち越しとなっていましたが、、
 
実はお金の都合でずーーっとこの状態で止まっておりました。。
 
 
 
5ケ月経ちようやく再始動。
 
もうすぐある選挙に向けて動いてる感が嫌でしたが、家が完成するなら何でもよい!
 
 
 
 
まずは壁と屋根を取り付けて 
 



みんなでペンキ塗り!!





途中でペンキがなくなり買いに行ったりと、作業が終わる頃には真っ暗に。
Afterの写真が撮れず残念。


あとはドアを取付けたら完成!


彼は今もビニールシートで覆っただけの簡易テントに住んでいるので、ひとまず家の形になって一安心。


内装はFood for Poorという団体からベッドとキッチンストーブを寄付してもらえることになっているので、家の完成まであと一息です!

2015年11月21日土曜日

ご隠居気分の残り4ヶ月

 
ジャマイカ滞在も残り4ヶ月
 
年末年始の旅行や帰国前に首都へ引っ越す期間、休日を考えると活動は実質残り2ヶ月ほど。ほんっとあっという間です。
 
 
しかし何かとやる気の出ないこの数日、、
 
 
そう、もう終わりが見えてご隠居気分なんです。
 
 
新規開拓しなきゃーー!とか、どういうプロジェクトしようーー!!とか
そういうこと考えないで良くなってしまったので、消化試合というか何というか。。
 
 
今持っているプロジェクトを上手くすすめることと、現地の人にどうハンドオーバーしていくかを考えれば良いのですが、なかなか順調な訳で。や、順調じゃない部分も想定内で、何と言うか張り合いのない毎日。
 
 
うーむ
もう一刺激欲しいところです。
 
 
 
 
 
やる気のでない時はMusicで刺激を!!

 




2015年11月15日日曜日

Port Royal 海洋研究所


お世話になっているカレッジのフィールドトリップに同行してきました。
前回はヤギ巡りでしたが、今回はキングストンで地形や海洋生物のお勉強!


メインはポートロイヤルという港町にある海洋研究所。
地元Discovery Bayでもお世話になっているMarine Laboratoryの別拠点です。

 
ディスカバリー・ベイのラボと同じく、こちらのラボもアメリカ合衆国内務省の援助を受けて再生可能エネルギーのデモンストレーション施設として選ばれています。(詳しくはこちら
 
屋根の上には立派な太陽光パネルと風力発電装置が設置されていました。
 

まずはプレゼンテーションでキングストン湾や生態系、マングローブのお勉強。
マングローブについては大分知識ついてきたなぁ。

つづいてラボの展示室を見学!確か1人500J$(≒500円)と、なかなかのお値段。
展示はかなり凝っていて水族館みたいでした。



くらげ不在...

なかでも面白かったのが、このマングローブの展示。
マングローブの環境を水槽で再現し、生態系を詳しく学べます。おもしろい!

根っこについているのはオイスター(牡蠣)、それからイセエビが生息してます。
超豪華なマングローブ。。
 
最後にタツノオトシゴ!
ジャマイカにも生息しているそうですが、始めてみる学生も多く大興奮でした。
 

 
 
見学の後はボートでキングストン湾へ。こちらは1人1,100J$だったかな。
30分程マングローブを見学し、見ごたえ抜群!
 
 

 
 
 
このポートロイヤルの研究所は地元のラボに比べて、より一般客向けだと感じました。
水族館風の展示もそうですが、いちいちカワイイ作りで見せ方が勉強になります。

 
 
  
 
 
 
ボートツアーではかなりショッキングな光景も目の当たりにしました。
マングローブとキングストン湾のお話しはまたの機会に!