*生き物の生死に係わる表現がありますので、ご注意ください。
初めてのと殺見学
プロジェクトでお世話になっているカレッジは自給自足をしており、月に2度ニワトリを絞めます。
1回に10羽ずつ、1日で約200羽。
朝7時から夕方16時頃までかかるそうです。
この容器に頭から入れ、飛び出た頭を一気に落とします。
本当に一瞬、草を刈るような仕草で。
ザクッ、ザクッ、という音が頭から離れませんでした。
頭を切っても数分はジタバタ、血を垂らしながら動く姿に生の恐怖すら感じます。
首元から血がドンドン垂れているのに激しく動き、血が飛び散り、脇には生首が大量にいれられた桶が。正直、目をそらしたいくらい本当に怖かったです。
動きが鈍くなり血がある程度抜けたら熱湯に入れ、毛を毟ります。
内臓を取り部位ごとに切り分けることには見慣れた鶏肉の姿に。
いただきます
1日に約200羽を絞めますが、それでも自給自足率はカレッジの30%程度。
あんなにたくさんいた鶏が、たったの30%
いったい島中には何羽の鶏が飼われているのだろう
世界中で1日に何羽食されているのだろう
改めて食事のありがたみ、生をいただくということを考えさせられました。
こういう経験からベジタリアンになる方も多いかと思いますが、
私は生に感謝をして美味しくいただくことを選びたいです。
開発途上国の中では発展しているジャマイカなので他の隊員に比べたら遅い経験だったかもしれませんが、 それでも日本のスーパーでキレイにパッケージされているお肉からは想像もつかない、貴重な体験でした。
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