国際海岸清掃/International Coastal Cleanupとは?
アメリカの環境NGO、Ocean Concervecyの呼びかけで始まったInternational Coastal Cleanup(国際海岸清掃)。毎年秋に、全世界で同時期に海岸の清掃を行うビッグイベントです!
100ヶ国前後の国が参加し、
昨年は全世界で561,000人のボランティアが1600万ポンド(約700万kg)のゴミを拾ったそうです。
この海岸清掃、ただ単にゴミを拾うだけでなく、"データの収集"が一番の特徴。
全世界統一フォーマットを用いて、どんなゴミがどれだけ落ちていたのかを調べ、世界中で蓄積されたデータがゴミ問題解決のために利用されています。
地元Discovery Bayの海岸清掃
ジャマイカではJET(Jamaica Environment Trust)という環境団体が企画運営とコーディネートを行い、今年は9月19日に島全体で海岸清掃が行われました。
私は去年同様に地元の海洋研究所のイベント運営をお手伝い!
といっても今年はあんまり出番もなく、ゴミ拾いと当日の運営補助のみ。
Discovery Bayは湾になっており、いくつかビーチがあります。
私が担当したのはOld Follyビーチ。ここはメインのビーチから少し離れているので、近くの住民が泳ぐほか、バーやストリップ小屋があるので夜の方がにぎわっているビーチです。
そこまで目立って汚くはないのですが、
足元をよ~く見ると小さなゴミやプラスチックが散乱しています。
誰かが捨てた場所はどんどんゴミの山に。
パッと見は汚れていなくても、こんなにゴミが隠れていたとは!
一番多かったのはペットボトル。4人チームで200本強。全体でどれだけあったんだろう?
海中のゴミも拾います!
Discovery Bayでの海岸清掃、特徴は海洋研究所のダイバー達による海中のゴミ拾いです。
今年は隣町も含め3カ所で海中清掃を行いました。
ダイバーが持ち帰ってくるゴミのデータ収集をアメリカ人ボランティアの友人と担当したのですが、まぁひどい。
こちらも一番多いのはペットボトル。
なぜか中に砂と海水がみっちり詰まっているので、1つずつ中身を空けながら収集していきます。
それからお酒の空き瓶、建設廃材、漁師の縄などが目立ちました。
どれも分解するのに永遠の時間がかかるものばかり。
ランチは分解しやすいお弁当箱を!
ボランティアに提供するランチは、環境に優しい紙製の箱を準備しました。
ジャマイカで一般的に使われているランチボックスはスタイロフォームで環境負荷の高いもの。
本当は再利用可能なお弁当箱が好ましいのですが、予算の関係でこれが限界です。
After Cleanup
やっぱり自慢の海にはキレイなビーチが似合います!
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