先日クレイジ―ジャーニーというテレビ番組で2週連続ジャマイカが特集されました。
この番組は“クレイジージャーニー”たちがその特異な体験を語る、伝聞型紀行バラエティ
だそうで、今回はジャマイカのゲットーとマリファナ(大麻・ガンジャ)についてでした。
ゲットーはJICAボランティア立ち入り禁止地域なので非常~に興味深かった。
でも、なんか自分の感覚麻痺してるかも・・
テレビの演出だから?マリファナを吸ってる人をやたら怖がっていたけど、
いつもの風景すぎて何も感じなかったです(笑)
ジャマイカ マリファナ事情
以前こちらの記事にもかきましたが、今年4月15日の危険薬物法改正により
ジャマイカでマリファナが非犯罪化されました。
以前はマリファナの所持は禁止、3年の懲役など厳しい罰則があったところが
- 2オンス(56.3g)までの所持は切符を切られ500JM$(≒500円)の罰金
- 2オンスを超えない限り逮捕されない
- 犯罪履歴にも残らない
と大幅に規制緩和されたのです。
解釈を間違っているジャマイカ人も多いのですが合法ではないのでご注意を。
さらに医療用、研究用、宗教上の利用も認められ、
ラスタファリアンは教義や吸う場所などを国に届け出ることで認められるそう。
個人的にラスタは宗教なのか論争始めたい所ですが、、ラスタについてはぜひこちらをご一読ください。
さてさて、
法律が改正される前から、ガンジャは日常の風景となっていました。
町中で堂々と吸っている人もたくさん。
売人もすぐに声をかけてくるし、
ラスタの友達は「何ですわないの?」とグイグイ勧めてくる。
もちろん私は今後も何かを吸うことはないのですが、
何だかガンジャが当たり前の風景すぎて、違法であったことを忘れそうなくらい。
それほどジャマイカの日常に溶け込んだ存在なのです。
法改正の背景
そんな日常の一部となってしまったガンジャを一件一件刑事事件にするのは国の負担が大きすぎることもあり、今回の法改正にいたったそう。
その代り今まで力を入れられていなかった殺人事件や銃器、凶悪事件に注力するらしい。
ジャマイカは殺人が日本の50倍、銃器犯罪にいたっては日本の1315倍なので、
賢明な判断どころか、なぜ今まで注力出来ていなかったのかと!!
取締りにも限度があるし、この理由なら賛成かな。
ちなみに
2オンス(56.3g)までの所持は切符を切られ500JM$(≒500円)の罰金と書きましたが
2オンスを計測するための量りも罰金を取るための切符も現状用意できていないらしい。
つまり改正以降は野放し状態(笑)
それはダメでしょ!!!!
クレイジージャマイカ!!!!
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